『RELAX HACKS!』小山 龍介,小室 淑恵(マガジンハウス)

投稿者: たけし 投稿日:2012/09/09
カテゴリー:【暮らし・健康・子育て】 【たけし】 【おすすめ度:☆☆☆

ハックスシリーズでおなじみの小山龍介氏と、ワークライフバランスで有名な小室淑恵氏が届ける、働く人のためのリラックス術の本。
ちょっとした工夫を積み重ねる事で、忙しい仕事をしながら如何にストレスフリーに近づけるかを解説しています。

シーン別に、生活にリラックス術を取り入れるポイントを紹介

本書のテーマは、ハックスシリーズでは珍しい「リラックス、ストレスフリー」です。 忙しい生活を送るビジネスパーソン向けに、朝、昼、夜、休日の4つのシーンに分けて、リラックスするためのちょっとしたコツを紹介しています。

ハックスシリーズでは珍しく、本書の共著者に小室氏が登場しています。
本屋で見かけた時には「おや?珍しい」と思いましたが、彼女が登場する理由はカンタン。
本書のハックスにはアロマであるとか、マッサージクリームであるとか、いかにも女性らしいリラックスの仕方がたくさん載っています。
例えば、小室氏オススメのハーブティーとして、「マリアージュ フレール」や「No.57」といった高級ブランドが出てきますが、自分にとっては全く初耳でした。(2年前に出版されたにもかかわらず!)
そういう意味では、男性だけではなく女性にもオススメの本です。

自由時間をストレスなく過ごすには、作業見積の考え方が必要

本書の中で最も重要な考え方は、「パーキンソンの法則」と「現代のビジネスパーソンの休日の自由時間」でしょう。

「パーキンソンの法則」とは、「仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する」という法則です。
例えば、ある資料を100%の水準まで完成させるために残業してしまう、といった現象がこの法則に当てはまります。
ところが、現代のビジネスの変化は非常に早く、苦労して100%の水準まで仕事をしても、翌日にひっくり返ることは良くあります。
このような場合、100%を目指してヘトヘトになるまで残業するよりは、80%の水準で見切りを付け、余力を残して帰る事が、ストレスフリーの発想になります。

また、自由時間についても言及されています。
現代のビジネスパーソンの自由時間は、月当たり100時間だそうです。これは、たくさん有るように思えて実は少ない数値です。
資格取得のために勉強するにしても、習い事をするにしても、毎週どこかに出かけるにしても、いろんな人に会うにしても、この100時間の枠内で行っている事を意識しなければなりません。
つまり、普段の仕事と同じように、自由時間の過ごし方についても作業見積が必要になるでしょう。
優先順位を意識し、無理のない計画を立てて自由時間を過ごす事が、ストレスフリーに繋がるようです。
私自身は、自由時間の総量をあまり意識してこなかったので、参考にしようと思いました。

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