『「コンサル頭」で仕事は定時で片付けなさい!』柴沼 俊一(PHP研究所)

投稿者: たけし 投稿日:2012/06/23
カテゴリー:【ビジネス・経済・キャリア】 【たけし】 【おすすめ度:☆☆☆☆

コンサルタントは膨大な仕事をどうやって短時間で終わらせているのかを主題とした本。
コンサルタントが仕事を手早く終わらせるための考え方やツールにはいくつかパターンがあり、多くの解説本も出ていますが、本書では「イシュー・アナリシス」に絞ってその考え方や使い方、活用例を豊富に掲載しています。


実践的な図表と活用例で「コンサル頭」を理解する


イシュー・アナリシスとは、主に経営コンサルタントが用いる課題解決の一手法で、
_鬚べきイシューを特定する
特定したイシューを分解する
J解したサブイシューに優先順位をつける
ねダ菘戮旅發ぅぅ轡紂爾砲弔い董仮説を立てて検証する
の4ステップを踏む事により、課題解決を行う手法の事です。

本書では、残業が起こる原因を解決するために、このイシュー・アナリシスの適用を提案しています。
まずイシュー・アナリシスの考え方から入り、4ステップそれぞれの局面でどのような手順を踏むのかを説明しています。そして、その活用方法を実践的な例を使って分かりやすく解説しています。
自分の残業の原因を特定するためのチェックリストまでついています。初心者でもスッと頭に入るくらいの分かりやすさです。


4ステップでイシューを考えれば、今までの仕事のやり方のムダに気付ける


イシュー・アナリシスを全く知らなかった人にとっては、「コンサル頭」の4ステップはどれも新鮮に感じられます。
そしてハンマーで頭を殴られたような衝撃を感じるかも知れません。少なくとも自分には衝撃的でした。
それは、イシュー・アナリシスをしない人の典型例に上げられている思考方法が、かなり自分に当てはまっているからです。

例えば、なぜ優先順位を付けることが重要なのかを自分はよく理解していませんでしたが、コンサルタントの世界では、昔から"Don't boil the ocean!"の格言があるといいます。
つまり、運良く解くべきイシューを特定し、適度に分解できていたとしても、「それを全部こなさなければならない!」と考えて仕事をしていたら、やっぱり残業してしまうのです。
また、仮説検証をしないで、闇雲にタスクをこなそうとする人を、コンサルタントの世界では「航海図を持たずに旅に出る」ようなものだと評します。
つまり、仮説を立てずに仕事を始めた時点で、すでにその人が一定の時間内に目的地に到達できないことが見通せてしまうのです。

本書ではイシュー・アナリシスしか解説していませんが、これだけでもコンサルタントが如何に生産性に神経を尖らせてきたかをうかがい知る事になりました。
そして、自分の仕事の仕方にも、まだまだ改善ポイントがたくさんあることに気付かされた一冊でした。

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