『デジタルネイティブの時代』木下 晃伸 (東洋経済新報社)

投稿者: かーくん 投稿日:2009/11/08
カテゴリー:【社会・政治】 【コンピュータ・インターネット】 【か〜くんの紹介】 【おすすめ度:☆☆☆

 「楽天やソフトバンクはご存じですか?」と質問をすれば、「野球チームを持っている」「通信販売の会社」「携帯電話やインターネットのサービスを提供している会社」などなど、すぐに答えが返ってくることが想像できます。

 では、ザッパラス、DeNA、ドワンゴ、ぐるなび、twitter、mixi、GREE、facebookではどうでしょうか? これら全てについて十分知っているという自信がある人は読む必要がない本かもしれません。しかし、知らない会社がある。知っているけど使ったことがない。という人には、本著はぜひ読むべき一冊であると思います。

 なぜ、おすすめするのか? そのキーワードとなるのは「デジタルネイティブ」です。「デジタルネイティブ」とは、筆者によると平成生まれで物心がついたときからインターネットとの関わりがあった世代と位置づけられています。先に挙げたサービスを主に活用している「デジタルネイティブ」が今後、社会に占める割合を高め、社会の仕組みに大きな影響を与えると考えられるからです。実際、本著の巻頭では次のことが述べられています。

<2006年10月1日現在の推計人口で、昭和生まれのは9997万5000人で、1984年に1億人を上回ってから初めて1億人を割っています。一方で、平成生まれは2081万7000人と、初めて2000万人を超えているのです。
 すでに、2009年の成人式では、「平成生まれ」が成人の仲間入りを果たしました。そして、早ければ今から2年後の2011年には、大学を卒業した「平成生まれ」の社会人が誕生します。平成生まれ……衝撃です。>

 大卒という位置づけでは、2011年かもしれないです。けれども、学生アルバイトや高卒の社員を雇ったり、働いている人からすれば、すでにその真っ直中にいるという人も多いのではないでしょうか? 「考えていることが分からない」「大事な用件まで連絡が何故メールなのか?」などという場面も多いとおもいます。

 また、そのようなターゲットに商品・サービスを売る立場になれば、どう売れば売れるのかが分からないなど、実態がつかみづらいと思われている方も多いと思います。

 「デジタルネイティブ」の人口に占める割合は今後、ますます増加していきます。これは日本に限った話しではありません。逃げられない現実として迫ってきています。
 そうなった場合、社会はどう変わっていくのか? 私達はどう対処するべきなのか? とりわけ、ビジネスの場ではどのような変化が起きるのか? そのような疑問に対する答えが展望されたのが本著『デジタルネイティブの時代』です。「最近の若い者はよく分からん」で済まされなくなる前に読んでおくべき1冊です。

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