『王道の日本 覇道の中国 火道の米国』青山繁晴 (PHP)

投稿者: としぼん 投稿日:2009/08/09
カテゴリー:【社会・政治】 【としぼんの紹介】 【おすすめ度:☆☆☆☆☆

あなたは、いま、本当に自分の意思で、国民主権を行使できますか?

外交問題がまったく話題にあがらない選挙で本当にいいのでしょうか?
総選挙がある今年の8月中にこそ、是非とも読んで頂きたい!!!
自分の中にある考える力」を呼び覚ますことができる一冊!!

 この本は基本的には「外交」問題を扱ったものです。ところどころ著者の青山氏の活動理念や、出演している番組の裏話も混ざっていますが、考えさせられる内容が多いです。

 本書の話題を抜き出してみると、以下の通りです。

 白人理想郷の創設を目指したアメリカがなぜ黒人大統領を選んだのか
 金融危機から派生する様々な問題
 日本以外の世界が戦慄していた北京オリンピックの真の姿
 毒ギョーザ事件の真相
 中国とロシアの覇道主義の台頭は何を意味するのか
 現在進行形で起きているウイグルの惨劇と、独立運動
 北朝鮮による新たな戦争の幕開け
 日本の領土が侵され、今なお新たに侵されている実情(北方四島、竹島、対馬) etc

 世界の実情を事細かにレクチャーしてくれます。マスコミや国家が出す恣意的に操られた情報を受動してしまいがちな私たちには、驚愕の事実と感じることばかりです。

 しかし、驚愕し恐れおののいていては何もはじまりません。世界で起きていることは日本の小さな町にすむ自分にも関わることです。行動を起こすことは難しくとも、その正体を見極め、考えることはできるはずです。この本はそのきっかけを作ってくれるでしょう。

私たちが「きちんと考えること」は本当に大切なことです。それの積み重ねで、この国はRules of Right(正しい道、王道)を歩むことができます。王道とは私利私欲を離れ、ひとがひととしてあるべき道のことです。

 日本の西には、自分以外どうなってもよいと考える中国があります。東には世界の警察を自負できなくなったアメリカがあります。北には隙あらば領土を奪おうと考えるロシアがあります。近くには暴発しかけの北朝鮮もあります。
 各国は必死に自国を守ろうとしています。そんな中で日本はどう振る舞い、どう進めばよいのでしょうか。
 政府は何もしてくれません。ボンクラ政治家が悪いのではありません。それを選んだ主権者の私たちにこそ問題があるのです。
 そしてその問題から逃げずに直面するなら、この国は変わります。わたしたち主権者が重い腰を上げて、動くときです。

各政党のマニュフェストは、外交問題を軽視しています。しかし日本の周りには危機だらけです。本当に外交を論ぜずして、日本の明日はあるのでしょうか?

「国益」を考えないことがいかに愚かであるか。
それを論じない政治は、それだけで背信的です。

この本は、寝ぼけていた私たちの目をサッパリと開けてくれます。
毎日のニュースを見て、この国を憂慮する方なら読んで損はないと思います。
どんなかたちであれ、一度手にとってみてください。

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