『東大合格生のノートはかならず美しい』太田あや(文藝春秋)

投稿者: かーくん 投稿日:2008/12/27
カテゴリー:【資格・検定】 【教育・学参・受験】 【か〜くんの紹介】 【おすすめ度:☆☆

 来年の春からは忙しくなるので、それまでに急遽、資格を平行して2,3個受験することにしました。試験は来年2月と3月であり、時間も限られています。なので、効率的に勉強をしようと、勉強法に関する本を複数読んてみました。そのうちの1冊が、今日ご紹介する『東大合格生のノートはかならず美しい』太田あや(文藝春秋)です。

 内容の紹介の前に、違和感のあるタイトルについて述べておきたい。”かならず”なんて言える本であるのかということです。東大の合格数は、毎年3,100人にのぼる。けれども、筆者が集めたノートは、200冊程度しかない。しかも、見せてもいいと思った人のノートというサンプルに対するいがみもある。母数も少なくバイアスがかかった調査にもとづいて、”かならず”と使う商売根性はなかなかのものと感じました。正しいタイトルは、「貸してもいいと言う東大生のノートは、集まった限りだいたい美しい」かと。

 このようにタイトルに関しては不満がいっぱいでしたが、中身に関しては、先人の知恵を借りるという意味で有益な本であると言えます。勉強方法について書かれている本は多くあります。しかし、ノートの書き方について紹介しているという意味で、本著は特徴的です。

 ノートの書き方については型の重要性を唱え、7つの法則が示されていました。加えて、受験生が工夫をしている点が紹介されており、これから受験をする学生には、刺激を与えられる1冊である。とりわけ『最初から7つの法則を活用できたわけではない。教師や友人からのノートづくりのアドバイスを素直に受け入れ、「どうしたら自分にとって勉強しやすいノートになるか」と試行錯誤していく中で、つくり方を身につけていったのだ。』という点には上達のエッセンスが詰まっていると感じられます。

 以上の特徴から、中学2年生や高校2年生といった、来年に受験生となるお子さんへのプレゼントとしては、手頃な値段であるのでおすすめです。普段は本を読まない子でも、比較的読みやすい分量なことも良い点です。
 ただし、大人が読むには物足りなさを感じてしまうかもしれません。1時間もあれば読み終われてしまうため、1000円は少し高い気がします。同時期に発売されたコクヨの東大ノートの広報活動の一環に出版された面が強いので、もう少し安くても良かったと思います。社会人の方が、同じ費用をかけて勉強方法の改善を図るのであれば、最近読んだ『最短で結果が出る超勉強法』荘司雅彦(講談社)や『「一発合格!」勉強法』超速太郎(日本実業出版社)をおすすめしたいです。

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