『会社を辞めずに自分の店を持つ 週末店主』柏木珠希(日本実業出版社)

投稿者: かーくん 投稿日:2008/07/11
カテゴリー:【ビジネス・経済・キャリア】 【か〜くんの紹介】 【おすすめ度:☆☆

 「週末店主」、あまり聞き慣れない言葉である。この「週末店主」についてのノウハウが詰め込まれた本が『会社を辞めずに自分の店を持つ 週末店主』である。本著において「週末店主」とは、以下の4つの条件を持った人のことを指している。

  1. 1.普段は会社員などほかに本業となる仕事を持っている。
  2. 2.本業が休みの日に週1〜2会のみ店を営業している。
  3. 3.経営する店舗はネットショップではなく「リアル」の店舗であること
  4. 4.経営する店は「生活のため」のものでなく、人生を豊かにしてくれるものであること

 つまり、収入を補う副業ではなく、人生を豊かにするために、実際の店舗で休みの日に営業を行うお店のオーナーということである。このようにターゲットが絞られているため、読みたいと思う人とそうでない人の差が大きいアクの強い本となっている。

どんな構成の本なのか

 まず始めに「週末店主」の事例が紹介されている。古書店、リフレクソロジーサロン、アンティークトイショップ、カフェバーの4事例である。この部分を読んで面白いと思う人は、続きを読み進めてみてはいかがでしょうか。

 続きの部分では、先に挙げたような「週末店主」の定義や運営方法が明確に示されています。そして最後には「店舗をどのよう見つけるか」「会社への申告はどうするべきか」など週発店主が抱える問題もわかりやすくまとめられています。そのため、これから「週末店主」を目指す人には良きガイドとなる本となっています。

「週末店主」に独自ドメインはいらない?

 この本で同意できない点があるので、加筆しておきたい。問題の箇所は、週末店主はホームページをどう活用するかという部分での記述である。
独自ドメインを取得するにはお金がかかるうえ、URLがダラダラと長くなってしまうので入力が面倒
 そんなことはありません。独自ドメインだからといってURLが長くはなりません。長い独自ドメインを取得しないように勧めることが正しい提案である。  加えて、独自ドメインであれば検索エンジンにかかりにくいかのような記述もありました。こちらも独自ドメインだから検索にかからないとは断言できません。むしろそのドメインの価値を上げれば、かえって検索にかかりやすくなります。こちらも併せて誤解を招く表現であるので指摘しておきたい点です。
無料で30〜100メガ程度のホームページ容量を与えられるので、それで十分
 筆者はブログを開設するべきだとも同時に紹介しています。ブログの登場により写真の掲載がしやすくなりました。そのため、知らず知らずのうちに写真によってホームページ容量を使ってしまいます。 確かに100MBであれば問題はないでしょう。けれども、写真を多く掲載した場合には30メガでは早期に容量が足りなくなり、ウェブサイトの引っ越しが必要になることもあるのです。

独自ドメインでないことによる記述がされていないデメリットとして、次の問題があります。
 無料の場合は独自のcgiが使えないことも多く、phpなどの動的なページの生成も多くの場合に利用できません。つまり、自分の使いたい掲示板やお問い合わせのシステムが利用できないと言うことです。機能的に優れた、掲示板や予約システムなどのコミュニケーション補助ツールがあっても、利用できないと言うことです。しかも、自分のお店のイメージと一致した掲示板や問い合わせのページをデザインできない制約もあります。

 したがって、このようなメリットとデメリット、独自ドメイン取得によるコストを比較した上で、独自ドメインの利用の判断をすることが親切な提案だと考えます。これを踏まえた上で無料のスペースを使うかどうかの検討をしてみてください。

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