『レバレッジ・リーディング』本田直之(東洋経済新報社)

投稿者: かーくん 投稿日:2008/01/07
カテゴリー:【ビジネス・経済・キャリア】 【か〜くんの紹介】 【おすすめ度:☆☆☆☆

 本著は「ビジネスで成功したい」という目的をはっきりと持った人が、どのように本を読むべきかということがまとめられた1冊となっている。そのため、筆者も『この本は、読書家のための本ではありません。今までの「読書の常識」を否定するような方法も紹介しますが、ビジネスで成功したい人のための本です。』というように『レバレッジ・リーディング』を説明している。

 ではビジネスで成功するための読書とは、どのような読書なのか。その方法として示されている内容の中から印象に残ったのは次の内容である。

印象に残った点

1.時間制限のある読書
 『自分のペースでゆっくり読むわけではありません。読む前に「この本はこれくらいの時間で読み終わるぞ」という制限時間を設けます。基本的には1冊につき1時間というようにしています。』と脳をフルパワーにして読書することを勧められている。

2.多読のための読み飛ばし
 まず「目次」や「あとがき」を読んで自分にとって役に立つかどうかを判断し、必要がないと判断すれば読み飛ばす。という方法が提案されていた。「読まない」という引き算によって、何が大事なのかを明確にすることが勧められている。情報の引き算については、佐藤可士和『佐藤可士和の超整理術』に示された考え方と合わせて理解するとより有効的である。こちらもお勧めしたい。

多読の共通点

 『読書力』などの著書で有名な斉藤孝さんの考えと共通している点があると気づいた。多くの本を効率的に読む人には共通する方法があるのだろう。

1.本は自分のお金で買うべき
 確かに「本は自分のお金で買うべき」ということはよく言われることである。実際、自分のお金を出した本はきちんと読もうと思う。加えて、手元にあるので読みたいときに読み始めることができるというメリットもある。しかしそれ以上に、「書き込みながらアクティブに本を読むためには自分の本でなければいけない。」ということがお二人が本の購入を勧める理由の本質ではないだろうか。

2.アクティブな読書をする。
 『レバレッジ・リーディング』の著者、本田さんは「余白にどんどん書き込め」という方法を提案している。けれども、その書き込み方については特段の言及はなかった。一方で「具体的にどのように書き込むべきか?」という型まで示しているのが3色ボールペンを使った斉藤孝さんの方法である。具体的な方法については『三色ボールペンで読む日本語』を参照していただきたい。
 私の場合、移動中に本を読むことが多いため、電車やバスの中できれいに線を引くことが難しい。そこで3色の付箋を貼ることで代替をしている。ですので個人的には「3色付箋の読書術」をおすすめしたい。「3色付箋」の場合は後から読み返すときに、ボールペンで線を引くだけよりも探しやすく、付箋の量や色から全体像をつかむこともできます。

 以上のように『レバレッジ・リーディング』は、ビジネスに限らず、効率的に情報収集をする読み方として身につけておくべき方法が詰まった1冊である。必要な部分の選別による効率的な多読、アウトプットを意識する読書で効率的な情報収集を実践してみてはいかがでしょうか?

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