『ヤバい情報収集術』 小川 浩 (中経出版)
投稿者: たけし 投稿日:2007/06/28
カテゴリー:【コンピュータ・インターネット】 【たけし】 【おすすめ度:☆☆☆☆】
Web2.0時代が幕を開けて数年が経過しました。Web2.0におけるインターネット社会では、それまで情報の発信者と受信者が固定されていたのに対し、誰もが情報を発信し、受信することが出来る社会であるといわれています。実際、インフラの整備とともにblog、SNS、動画共有サイトなどの誰でも情報を発信することが出来る手段が充実し、毎日大量の情報がインターネット上に上げられるようになりました。その結果、現代のビジネスパーソンは大量の有象無象の情報の中から自分に必要な情報を収集しなければならなくなりました。本書はこのようなWeb2.0時代における情報収集のノウハウを解説しています。
現在ウェブ上にある情報は、WWW黎明期からある「受信」と「検索」という要素に加えて「発信」と「共有」という要素が重要な機能を果たしています。よってこれらの4つの要素を上手く使いこなすことが効率的な情報収集のコツであると著者は述べています。そして、Web2.0における情報管理の基本的な考え方から、最新の情報収集ツールの動向とその使用法を紹介しています。特に、GmailやGoogle Calendar、Google Readerなど、Google系のツール群に関するノウハウは「そんな使い方もあるのか!?」というような細かい機能まで活用しており、かなり参考になります。
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