『ザ・サーチ グーグルが世界を変えた』ジョン・バッテル(日経BP社)

投稿者: かーくん 投稿日:2007/01/24
カテゴリー:【コンピュータ・インターネット】 【か〜くんの紹介】 【おすすめ度:☆☆☆

 以前ご紹介をした『ウェブ進化論』『グーグル・アマゾン化する社会』のなかでは、グーグルのすごさや危険性について取り上げられていた。グーグルがどのように誕生し、成長してきたかご存じでしょうか?
 当時大学院生であったラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンによって設立されたグーグルが、どのように成長してきたかを本著は示している。

 グーグルは設立当初から波乱続きであった。ページの格付けを行うために、世界中からウェブサイトのコピーをとる必要があった。得体が知れない彼らの行動に苦情が殺到したのだ。また、コピーをとるために必要なパソコンが足りず、学内を奔走(ほんそう)。学内のサーバーに負荷をかかり過ぎ、サーバがダウン。通信回線のパンクなど多くの問題を抱え、乗り越えながら成長してきたのである。
 そのような問題を抱えつつも周りのサポートがあったのは、彼らのアイデアがそれほど凄かったからだろう。

 その後も順調ではなかった。創設者の2人に「広告アレルギー」があり、長期的なビジネスモデルがたてられずにいたのである。しかし、あるきっかけによって広告を導入することになる。どうして広告を導入するようになったかは、本著を読んで確認してもらいたい。
 広告の導入はグーグルの収益を一転させた。現在の広告収入によるビジネスモデルが確立によって、2003年の収益が1億ドル、2004年には2億5000ドルと急成長したのである。そして現在へとグーグルは走り続けることになる。

 その他にもグーグルが音楽分野に参入しない一因が述べられていたり、Youtube買収をにおわすビデオ事業への関心が示されている。今後のグーグルがどのような戦略をとるのかを予測できるヒントが多く詰まっているだろう。

 産業革命以来の大きな革命としても取り上げられる情報革命。この革命を起こしたグーグルの歴史をあなたも体験してみませんか。加えて、この本が書かれた2005年以降のグーグルについては、『Google誕生 ガレージで生まれたサーチ・モンスター』の後半で述べられています。こちらも合わせておすすめしたい。

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