『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』山田真哉(光文社)

投稿者: かーくん 投稿日:2006/09/24
カテゴリー:【新書・文庫】 【か〜くんの紹介】 【おすすめ度:☆☆☆☆

 「このお店は、いっつもお客さんが入っていないのになぜ潰れないのだろう?」と不思議に思ってしまうお店が身近にありませんか?そんなお店が潰れない理由を種明かししてくれるのが今日ご紹介する『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』です。先日ご紹介した、『世界一やさしい会計の本です』 を書かれた山田真哉さんの著書です。

 この本では、会計の本にありがちな難しい言葉は使われていません。そのため、会計を勉強したことがない人でも読みやすく、話が面白いので会計を一歩身近な存在にしてくれます。また、経済の仕組みを理解していくのに一役買ってくれると思います。

 本著は7つのエピソードに分かれており、1つのエピソードが20ページほどなので、テンポ良く読むことができます。その中から、特に面白いと思った内容を3つご紹介します。
 まず1つ目には、エピソード1「さおだけ屋さんはなぜ潰れないのか?」の「副業」という考え方です。さおだけ屋さんは"ある"「本業」をしながらさおだけ屋さんをしていたのです!本業でないので、さおだけが売れなくても潰れないわけです。その本業が何かは実際に読んで探してみてください。
 次に、エピソード6「あの人はなぜいつもワリカンの支払い役になるのか?」に紹介されているキャッシュのフローとストックの考え方は、自分の財布を管理していくのに大変役立つ考え方でした。フローの理解が貯蓄を増やすのには必要だと知りました。また、クレジットカードを利用したキャッシュフローの増やし方は面白いと思います。
 最後に3つ目として、エピソード7「数字に弱くても「数字のセンス」があればいい」に掲載されていた無料サービスの真相です。家電量販店で見られる「50人に1人無料」というサービスは、お店にすると大きな割引率ではないと言うことです。この事はこの本を読んで初めて気づきました。お店にとってはどれくらいの負担になっているのか、この本を通して確認してみてください。

 文字も大きめで、各章の最後にはまとめが書かれているため、読みやすく理解しやすい本になっています。なので普段、新書は読まないなという人にもおすすめしたい1冊です。

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