『ウェブ進化論』梅田望夫(ちくま新書)
投稿者: かーくん 投稿日:2006/03/18
カテゴリー:【新書・文庫】 【か〜くんの紹介】 【おすすめ度:☆☆☆☆】
1冊目に何を紹介しようかと迷いましたが、このブログを作るきっかけとなった1冊を紹介します。
皆さんはWeb2.0という言葉をご存知でしょうか?
正直、最近まで僕自身もよくわかっていなかった言葉です。けれども、ブログ、mixi、はてな、Wikipedia、google、amazonのサービスは利用したことはあるのではないでしょうか?これらについて「こちら側」と「あちら側」という言葉を用いて明確な説明がされている1冊です。
アマゾンの売り上げの半分以上は、売り上げ13万位以降の本で稼いでいる。googleのサーバーはgoogle自体で自作している。といった驚きの連続で、どんどんページがめくりたくなるような魅力的な内容でした。
そんななかで僕が特に興味を引いた内容は、ネット上の富の再分配機能です。ネット広告で支払われる広告費は世界で均一の価格で設定されているため、先進国では小額と思われる報酬でも、途上国にとっては生活ができる金額が支払われるというものです。
ウェブの可能性を改めて感じさせられました。
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